ひぐらし古具店で取り扱っているビンテージ時計は、ドイツから来たものが多く、そのブランドも様々です。
今回入荷した時計は、人気の陶器製のキッチンクロック2点です。
じっくり見ていきましょう!
ZentRa(ツェントラ)のキッチンクロック
ZentRa(ツェントラ)のキッチンクロック
1950年から1960年代のものでマットなブルーグレーに彩色された磁器のフレームは
ミッドセンチュリーを象徴するデザインが印象的です。
盤面はクロムメッキ金属のリングで縁取られたドーム型のガラスで
カバーされており、留め金で開閉可能です。
ロゴも可愛いですね。
裏面に補修跡があります。
元のオーナー様が大切に補修して使っていたことがわかります。
表からはほとんどわからないほど綺麗です。
印象的なデザインなので、壁面に飾ると存在感があります。
キッチンや作業部屋などにぴったりかと思います。
ZentRa(ツェントラ)というメーカーは、1927年にドイツで設立され、
ドイツ国内でもそのシェアは広範囲に渡っていたそうです。
ひぐらし古具店でも、これまでご紹介したZentRaの時計は1点のみ。
あまり入荷のないレアなメーカーです。
Dugena (ドゥゲナ) のキッチンクロック
次にご紹介するのが、Dugena (ドゥゲナ) のキッチンクロックです。
正確な年代は不明ですがミッドセンチュリー期のものです。
真四角なボディーは陶器製、美しい淡い色合いのブルーグレーの釉薬です。
文字盤もシンプルで古さを感じないフォントがおしゃれです。
よくよく見ると小傷や、ガラスフレームのクローム部分に経年変化が見られますが、
全体のコンディションはとても良好です。
正方形のフォルムでシャープさもありながら、陶器の温かみがあり、淡いブルーグレーの色合いがとても素敵です。
DUGENA (ドゥゲナ) というメーカーについて、
元々はスイスの高級時計メーカー『アルピナ』のドイツ工場だったそうですが、
第一次世界大戦により国と国の行き来が出来なくなり、
1917年に独立した時計会社『DUGENA』 として創業したそうです。
マイゼンハイム(「中世に取り残された街」)というところで、
現在も腕時計等を製造しており、ドイツではとてもポピュラーなブランドです。
異なるメーカーですが、どちらも特徴的で甲乙つけがたく、個性的な魅力があります。
壁に飾るだけでお部屋の印象が変わって楽しいアイテムですので、
ぜひお好みな方を選んでみてくださいね。
商品の詳細はぜひ「ひぐらし古具店」のサイトにてご覧くださいませ。
このチェアの歴史や魅力についても、また追って深掘りしていきたいと思います。
コメント